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2000年の終わりに |
ごくローカルな国のお話。この国の、国民をバカにした政治、行政はいつまで続くのか。
地方のローカル線に、黒字になる見込みのない新幹線を巨額の税金を使って作るそうな。
それもあの総理何とかという人の地元に作るそうで、
作っても走らしても借金だけが増えつづけるだろうというところに。
これを走らせるために今まで凍結していたところも一緒に作るそうな。
このドロ政治はずっーとずっーと続きますよ、と嬉しそうに話す代議士先生。
国民に舌をだしながら見せかけだけの、やっている振りだけの行政改革にしか見えない政治。
そのドロ政治を変えるためにあえてそのドロの中に入ったはずのあの政党はどうしたんだろう。
この、代議士と役人と業者と票田とのドロ縄芝居に逆転劇はあるのでしょうか。 もう一つ、ごくごくローカルなお話。あの有名な葛飾柴又の帝釈天の裏にある江戸川沿いの、 作ってまだ間もない真新しい10m幅の道路が工事中で、 きれいだった舗装が一面すっかり剥ぎ取られてしまっていて、 舗装し直すようだ。 この時期、ああ、また、そして、まだ、やっている、国民をバカにした行政。 健全な国民のみなさんは、こういう国民をバカにした行政を見たら、 近くのオンブズマンにどんどん 連絡しましょう。健全な弁護士諸氏をはじめ、 健全な有識者諸氏は全国に地域にたくさんのオンブズマンをどんどん立ち上げて、 その国民の声に答えましょう。その運営資金は政治家と担当の役人と業者とに、賠償金として 支払わせましょう。 今度は、アメリカのお話。やっと糞詰まり選挙にかたがついたものの、 あまりに長い糞詰まりだったせいか、世界中がその糞詰まりをあまりに長く 見つめていたせいか、 世界中が糞詰まり症候群になってしまったようで、世界中の株価が思わしくない(日本のは政治が悪い)。 あのハリウッド映画ではだいたいいつも最後の逆転で”人権”が勝利するのに、 今回のドタバタではフロリダだったせいか、”手続き”が”人権”を負かしてしまって、 およそアメリカらしからぬ糞詰まりの 決着となってしまったので、それをよく承知しているアメリカ市民が自嘲して 株価に八つ当たりしているような・・・。 大統領にどちらがなるにせよ、規準を決めて全米の一つ一つの票の意思を確認してまでも、 すっきりと気持ちよく決着してほしかったと、アメリカのみならず、糞詰まりに苦しむ 世界中の人々が思ったにちがいありません。まあ、人間がやることですから、 抜けているところがあってもその被害を最少にして、それを次に生かすことが 最善の策だと誰もが思ったことでしょう。それでもアメリカの政治の 陽気さ(ドロがあるにしても)にくらべると なんと日本の政治、行政のドロ臭さ。頑張れ!オンブズマン。 |
(2000.12.22) |
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