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星たちがそれぞれ私そのものとして存在し、一方、石ころや、素粒子も、私そのものとして存在している、ということですが、その関係はどうなんですか?
星も石ころも素粒子も、私そのものの存在として同等の存在です。その性質等の分別はその分別する能力のある私の存在にすべて拠っていますから、私そのものはその私の産物の何ものでもありません。つまり、この世界には私しか存在しません。それを、普遍の私そのもの、とも、”ぼく”、ともいいます。
星たちがそれぞれ私そのものとして存在していて、それは石ころや、素粒子の私そのものと、私そのものの存在として同等ということは、なんとなくわかりますし居心地もいいんですが、この世界に、”ぼく”、しか存在しないとなると、その世界は、あまりにも、・・・。
そうです。だから、”ぼく”、は、普遍の私という衣を着て、すべては一つであってしかも多様性に満ちた私、を装うんです。これは、”こうありたい”、という、”ぼく”、の一念そのものによる記憶です。
すると、”ぼく”、の、”こうありたい”、という意志は、”ぼく”、の、目的、でもあると思うんですが、それは、私の多様性ということになるんですか。
ええ、その私の多様性こそ、”ぼく”、の、目的であり、自由の本当の意味です。
つまり、この、”今、ここ”、の世界こそが、すでに目的と。
ええ、その目的は、”今、ここ”、で、すでに、いつも、完結しています。
すると、今まで目的だと思っていたことは、すべて、・・・。
ええ、化城であり、仮りものです。本当の城、真の目的は、”今、ここ”、に、すでに、いつも、存在しています。
すると、真の自由とは、・・・?
本当の城に住んでいながら化城を追い求める私のプロセスです。
つまり、”ぼく”、が、私になりきっている時々なんですね。
ええ、必死で私であろうとしているプロセスです。
すると、苦も痛みもその目的であると。
ええ、喜怒哀楽、善悪、生死、・・・、のプロセスの記憶こそ、真の目的であり、真の自由であり、真の幸福です。
では、アウシュビッツも原爆も、・・・。
ええ、宇宙や星や石ころや素粒子と同じ記憶のプロセスであり、その目的は、”今、ここ”、で、すでに、いつも、完結しています。
つまり、化城の目的、化城の自由、化城の幸福、を求める過程こそが、その化城も含めて、真の目的、真の自由、真の幸福だ、というんですね。
ええ、正確には、そう真に実感できる境涯に、その私が住んでいてのことですが、・・・。
そうですよね、ほんとうに苦しい時には、頭でわかっていても、それが幸福だなんて思えませんし、思いたくもありませんものね。
それが真に実感できる私の境涯は、最高善に於いてだけです。
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ところで、政府の記者会見、最近あまり見られなくなったけどひと頃は日に何回もあって、壇上に上がると最初に国旗に礼をするんだけど、あれって変よね。壇上に上がるたびに国旗にピョコピョコ、まるで米つきバッタみたいに、お辞儀して。
そうそう、だいたい国旗はあくまでも象徴、主権者の国民がいる時には正面のカメラの向こうの国民に対して礼をすべきで、象徴に礼をして肝心の主権者に尻を向け礼をせずに話しが始まる、これって根っからの国民不在じゃないのかしら。つまり、はなっから官僚主義に毒されてるってこと。
ほんと、だから、一連の対応も国民の気持ちとかけ離れていて、だから、原発のあの会社のあの対応と同じで、やることなすことが後手後手の場当たり的その場しのぎの、いちいちお上(うえ)の天下りみたいな人達にお伺いをたてるみたいな、肝心なことを隠すみたいな、お役所仕事なのよ。国旗に礼をはらうのは戦場のように国民が目の前にいない時、その国民の代わりにその国旗を国民と思って礼をはらうんだわ。そんなこともわかんないほど国家という官僚主義に毒されているのよ。
そうそう、そう言ってるそばから校庭放射線許容量が年間20ミリシーベルトだって。この数字、原発敷地内の作業員の被爆量よりも多いみたいよ。子供たちが対象でしょ。国民の気持ちとはずいぶんかけ離れていて、・・・。
ほんと、だいたいシーベルトだの、ベクレルだの、って、てんでわかんないわ。
そうそう、シートベルトが、バラケるって、みたいな、・・・。
ほんと、ミリにシートベルトすると、マイクロあがってバラケるって、みたいな、・・・。
そうそう、情報は、あえて、難しくしたり、捻じ曲げたり、隠したり、しては、駄目っていうことよね。
それこそ官僚主義の、情報操作、洗脳ってことでしょ。いずれはその官僚主義によって破壊されるわ。
善悪、苦楽、その過程が目的、幸福とわかる境涯に住んでいるなら、隠す必要なんてないのにね。
ほんと、私たち、こんなばあさん、もう隠しようもないけど、・・・。
でも、ばあさんのうめぼしのついたしわくちゃのへちまなんて見たくないわ、・・・。
じいさんのうめぼしみたいなしわくちゃのにぼしだって見たくないわ、・・・。
ああ、やだやだ、・・・。
ほんと、やだやだ、・・・。
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